地方の大学の公立化をめぐる動き、来年春には福知山公立大学開学も
2015年10月12日
山口東京理科大学の公立大学法人化については、以前にこのブログでも取り上げましたが、政府が掲げる「地方創生」の具体策の一つ「地方大学の活性化」を追い風として公立大学法人化を目指す大学が続いています。
京都府福知山市にある成美大学は、公立大学の設置関連議案が市議会で可決され、10月8日に福知山市による公立大学法人設立認可申請が京都府に提出されました。成美大学は設置者変更の認可申請書も文部科学省に提出しており、認可が通れば来年4月に「福知山公立大学」が開学となります。
諏訪東京理科大学(長野県茅野市)も9月28日に茅野市長へ諏訪東京理科大学公立化協議の要望書を提出しました。長野大学(長野県上田市)と上田市の間では、2017年(平成29年)4月に公立大学法人化への移行に向けての準備が進められています。また、長野県短期大学を改組し、新たな県立4年制大学の開学を目指すなど、長野県では大学改革が活発化しています。
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